SNSやブログなどを使って誰でも気軽に発信できるようになった今。
文章力はより大切になってきていますよね。
もちろん独り言をつぶやくぐらいならそこまで気にする必要はないでしょう。
ですが、
誰かに向けて伝えたいことがあるのなら。
自分の考えを外に向けて発信したいのなら。
やはり文章力は高めておいて損はないと思うのです。
今回はそんな文章力を高めることでどんなことに役立つのか、またどう高めていけばいいのかについてお話ししていこうと思います。
そもそも文章力とは？
文章力とは「自分の思いや考えを相手に正確に伝える文章を書く力」のこと。
文章を書くというと難しく感じますが、普段の会話を文章にすると思えばどうでしょうか。
私たちは相手に何かを伝えたくて話すことがありますよね。
それが文章に変わっただけのこと。
実は文章力ってコミュニケーションスキルであり、誰でも持っているものなんですよ。
綺麗な文章じゃなくてもいい
いやいや、とは言っても私、文才ないし…。
という方もいるはず。
分かります、私もライターとしての勉強をする前まではそう思っていました。
小説家のようにセンスのある言葉を使わなくちゃいけない。
人を惹きつけるような魅力的な文章じゃないといけない。
そうした思い込みがあるかと思います。
ですが、文章力が高いとは相手に伝えたいことがきちんと伝わっているかがポイント。
綺麗な言葉でまとめた文章よりも、しっかりと相手に内容が届く文章になっているかが大切になるのです。
文章力を高めることは仕事や会話でも役立つ？
文章力を高めることは、コミュニケーション能力向上にも繋がります。
それはSNSなどを使った発信やライターとしての仕事以外でももちろん役立つものです。
ここからは文章力を高めることで、具体的にどんな力が身につくのかについてお話していきます。
相手を思う想像力
文章を誰かに向けて書く時。
この文章を相手が読んだらどんな風に感じるかな？
相手にとって分かりやすいかな？
なんてことを考えながら書くことになるでしょう。
自分が伝えたいことを相手があまり知らないようであれば、難しい言葉は使わないようにする。
言葉一つ取っても相手の受け止め方は違うものだからこそ、傷つけるような言葉になっていないかを考える。
相手のことを思い想像しながら書く力が身につくことで、普段の会話などでも自然と相手がどう受け取るか、感じるかを考えられるようになります。
それによって相手とのやりとりがスムーズになるのです。
順序立てて伝える力
ダラダラと長い話を聞いた後で、結局何が言いたかったの？と思うことってありますよね。
話が行ったり来たりで全然頭に入らなかった、なんてことも。
相手に伝わりやすい文章を書く時には、内容をどの順番で書くかも大事になります。
思いついたまま書くのではなく、構成を立てて書くことが求められるわけですね。
実はこれ、仕事などでもとても活かされるものなんです。
例えば自分の仕事を誰かに教える時。
仕事の内容を全く知らない相手に、いきなり難しい部分から話しても分かってもらえないでしょう。
まずはざっくり仕事の全体像を話してから、やることを1から順番に教えていく。
相手が仕事の流れを理解できるように、どの順番で話せばいいかを自分の頭の中で組み立てておくことが必要になるのです。
文章力を高めることは、順序立てて伝えるという力を育てることにも繋がります。
相手に伝えるための表現力
文章を書いていると、伝えたいのに思うように文章にまとまらない…ということがよくあります。
面と向かって話す場合にはジェスチャーを使ったり、表情で表現することもできますが、文章だとなかなかそうはいかないもの。
考えや感情を正確に言葉にするのは意外と難しいのです。
書いてみたけれど、何だかちょっと違和感がある。
そんな時には他の言い回しはないかなどを調べます。
他の人の表現を見て学び、自分の中に取り入れていく。
これを積み重ねることで、語彙力や表現力が磨かれていくことになります。
そうして磨かれた表現力は文章だけでなく、日常の会話でも活かされることに。
自分のイライラや悲しみといった感情を上手く言葉にできれば、心のすれ違いや話がこじれることも減らすこともできますよね。
文章力を高めるためには？
文章力を高める方法としては、次の3つがあります。
- 色々な文章を読む
- 真似をする
- 短い文でもとにかく書いてみる
色々な文章を読む
文章を書くためには文章を読むことが必要になります。
アウトプットするにはインプットが欠かせないのです。
小説でもビジネス書でも漫画でも何でも。
まずは自分が興味があるものを読むこと。
これが自然と語彙力を増やしたり、文章の構成を学ぶことにもなるでしょう。
ちなみに漫画でも良いの？と思われた方。
答えはYesです。
文章を書くにしても、誰かと会話をするにしても。
話題がなければ手も口も動きませんよね。
自分の引き出しを増やすためにも、漫画を読むのは個人的にはありだと思うのです。
特に流行りの漫画はチェックしておくと良いかもしれません。
それは話題作りだけでなく、時代の流れ、「こういうものが今世間に求められているのか」と知ることができるから。
（なので私もそろそろ鬼滅の刃を読まなければ…！と思っているところです）
真似をする
真似をする＝パクリではありません。
誰かの文章をそっくりそのまま自分のブログやSNSに上げるのはもちろんNGです。
ですが、いいなと思う文章や、読みやすいと思う文章構成。
これを真似して自分の言葉で書いていくことは大事だと思うのです。
特にまだ自分の文章が確立できていない場合。
どう書いたらいいか分からない時にはこの方法はおすすめになります。
どんなことでも基礎は大事なもの。
自分の文章の型という応用ができるようになるまでは、プロの力をお借りするのも良いでしょう。
短い文でもとにかく書いてみる
3つの中でこれが一番大切なことかもしれません。
インプットしても、誰かの真似をしても。
とにかく書いてみなければ文章力を高めることはできないのです。
最初は誰でも上手く書くことはできませんし、自信もないはず。
ですが、書き続けているうちに慣れてきます。
私も自分の考えを表現することが苦手で、発信するのが怖かったりもしましたが、一週間ほど毎日書いていたらその気持ちも薄れてきました。
（慣れってすごいですね…！）
いきなり長文を書こうとしなくても大丈夫。
自分の思いや考えを誰かに伝えること。
それを意識しながら文章を書いていくことで、文章力も発信力も少しずつレベルアップしていくでしょう。
これからはさらに個人の発信の時代へ
最後に少し星読み関連の話題を。
2020年の終わりから始まる風の時代。
特に水瓶座のテーマが強調される始まりは、個人の発信がより大切になっていくと考えられます。
すでに今もTwitterやブログ、YouTubeなど様々な方法で発信できるようになっていますが、風の時代に入ることでその流れはこれから益々加速していくことになりそうです。
発信することで新たな繋がりができたり、あなたという存在を社会に打ち出すことにもなります。
そんな個人の発信に文章力は欠かせません。
ぜひ、日頃から色々な文章に触れたり、短文でもいいから文章を書いてみたり。
自分のできることを始めていくことをおすすめします。
文章力を高めることが、きっとあなたという存在をより輝かせることにも繋がっていくでしょう。
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